
仮想通貨が気になるんだけど、失敗しないか心配。
何が危ないのかな?
初心者が気を付けた方がいいことを教えてほしいな。
そんな疑問や不安をお持ちの方にお答えします。
どんな時に失敗したり、借金ができてしまうのか、具体的なケースで解説します。

この記事でわかること
- 仮想通貨にまつわるよくある失敗と対策
- 失敗と対策をふまえたおすすめの始め方
「仮想通貨は危ないからやめておけ」「暴落して借金まみれになる」
そんなうわさを耳にして、仮想通貨に手を出すのをためらっているのではないでしょうか。
私も最初はそう思っていました。
仮想通貨はやめておけと言う人はだいたい「仮想通貨のことをよく知らない人」が多いです。
仮想通貨のことをよくわかっていない人の言葉を信じるより、
どんなことで失敗するのか、どうしたら失敗しないで済むか
をきちんとわかっていれば、過剰に怖がる必要はありません。
仮想通貨は、これからまだまだ成長が期待される市場です。
うわさに振り回されてせっかくの投資機会を逃してしまわないよう、失敗談と予防策を知っておきましょう。
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仮想通貨の落とし穴

「仮想通貨で失敗すると、借金まみれになるの?」
結論から言って、現物取引で自己資金の範囲内で運用すれば、借金を抱えてしまうことはありません。
「借金まみれなったりや大損するのでは?」言われるのは、以下のような落とし穴に落ちてしまうからです。
- レバレッジ取引で失敗する
- 大量購入した仮想通貨が暴落する
- 仮想通貨の取引所がハッキングされる
ケース① レバレッジ取引で失敗する
自己資金の20万円に対し10倍のレバレッジをかけ、200万円分の暗号資産を購入。
その後購入した暗号資産が暴落し、大損した。
仮想通貨の購入は自己資金の範囲にし、レバレッジ取引はやらない。

レバレッジ取引とは
レバレッジとは「てこ」のこと。てこの原理で手持ちのお金以上の金額で取引ができる。
レバレッジをかければ利益が出たときの金額が大きくなるので、期待を寄せてやりたくなるところですが...
損失が出たときも金額は同様に大きくなってしまい、大変なことになります。
自己資金の範囲内で行っていれば、たとえ価値がゼロになっても、自己資金はなくなりますが、借金を背負うことはありません。
身の丈に合った投資方法を貫くことが大切です。まずは少額から始めましょう。

ケース② 全財産をつぎ込み、大量購入した仮想通貨が暴落する
ある仮想通貨が爆上がりすると聞きつけ、その仮想通貨に全財産をつぎ込んで購入。
その後価格が暴落し、大損した。
投資は余剰資金が基本。生活費や使い道が決まっている貯金に手を出さない。
1点集中投資はせず、分散投資でリスクを分散させる。

投資をする上での有名な格言で「卵を1つのかごに盛るな」という言葉があります。
上記の図のように、1つのかごより複数のかごに分けて卵を盛れば、1つのかごを落としてしまっても他のかごの卵は無事です。
1つの投資先だけに資金をつぎ込むとすべてを失うリスクがありますが、複数の投資先に分ければリスクは分散されます。
ビットコイン1本にせず、他の仮想通貨を購入したり、株や投資信託などその他の投資先と組み合わせて運用しましょう。
人の意見を鵜吞みにせず、自分で情報を集め、どれくらいのマイナスなら大丈夫なのかを考えておきましょう!

ケース③ 仮想通貨の取引所がハッキングされる
持っている仮想通貨の取引所がハッキング被害に遭い、資産が流出してしまった。
個人で出来るハッキング対策をする。

2018年1月、仮想通貨取引所のCoincheck(コインチェック)は、ハッキングにより検知時のレートで約580億円が流出してしまいました。
原因は資産の一部をホットウォレットで管理していたことでした。
ホットウォレットとは
仮想通貨をインターネットに接続された状態で保管するタイプのウォレット。手軽にかつ迅速に仮想通貨を移動させることができ、利便性の高い保管方法。
インターネット環境から完全に遮断された保管方法を、コールドウォレットという。
事件後、コインチェックでは経営体制と経営戦略の見直し、セキュリティ対策や内部管理の強化に資金を投入。
現在はインターネットから完全に隔離したコールドウォレットで管理するなど、ハッキングによる不正アクセスや個人情報流出を防ぐ対策を整えました。
コインチェックの事件をきっかけに、各取引所でもコールドウォレットでの資産管理が主流になり、金融庁も法整備の強化に乗り出しました。
事件を乗り越えたコインチェックは信頼を回復し、3年連続アプリダウンロード数No.1、国内で取引量No.2の取引所となっています。
ハッキング自体を直接防ぐことは難しいですが、取引所頼りにせず、個人で出来る対策を取りましょう!

まとめ

初心者さんによくある3つの失敗
- レバレッジ取引をして借金を作ってしまう。
- 1つのところに全財産を集中投資してしまう。
- 取引所がハッキングに遭い、資産が流出してしまう。
失敗しないための予防策
- 現物取引のみ。レバレッジ取引は行わない。
- 投資先を複数に分け、1つの場所、1つの種類に集中させない。
- 生活費や使い道が決まっている貯金には手を出さない。必ず余剰資金で行うこと。
- 取引所頼りにせず、個人で出来るハッキング対策をしておく。
何事にもリスクはつきものです。
安心だと思っていた郵便貯金でさえ、ルールにより郵政民営化前に預けた定額郵便貯金等の権利が消滅するという事態が起き、世間を騒がせています。
「自分名義の口座なのに、お金をおろせなくなる」なんて、理解も納得もできないですよね。
仮想通貨は悪目立ちしている情報がありますが、正しい情報理解とリスクに対する備えがあれば、過剰に怖がる必要はありません。
お金の管理方法や資産の守り方には敏感になっておき、時代の変化に乗り遅れないようにしておきたいですね。
追伸

仮想通貨の失敗談と対策はわかったけど、具体的にどうすればいいの?と思ったあなたへ。
おすすめの始め方は仮想通貨の積み立てです。
積み立ては「少額で出来る」のでレバレッジ取引はもちろん、集中して多額の資金を投入することはしません。
さらに「ほったらかしでOK」なので、子育てで忙しいあなたにぴったりです。
未来に向けて仮想通貨を積み立て、あなた個人の資産を育てていきましょう。
すぐに始めてみたい方、詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧くださいね。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。