
初期設定が終わったら次は何をすればいいの?
WordPressに最初から入っている記事やプラグインってどうするの?
初期設定が終わったら、必要のないものたちを削除していきます。
WordPressには、最初から入っているけどいらないものがあるんです。

最初から入っているということは、必要なのかな…?
私もブログを始めた時に悩みました。
不要なものを入れたままにしておくと、サイトを重くしたり、エラーの原因になります。
必要なのと不要なものを振り分け、快適なブログを作りましょう。
この記事では、初めから入っているテーマやプラグインをどうしたらよいかお伝えします。
手順通りに進めば簡単に終わる項目ばかりですので、サクサク進めちゃいましょう!
この記事でわかること
- 始めから入っているテーマとプラグインの中で不要なもの
- 初期プラグインの機能と必要性
- 不要なテーマとプラグインの削除のやり方
初めから入っているものはどうすればいい?
必要なものと不要なものの振り分け、不要なものを削除していきます。
- 不要な投稿の削除
- 不要なテーマの削除
- 不要なプラグインの削除
①不要な投稿の削除
WordPressには、「Hello World!」というサンプル記事が投稿されています。
こちらは不要なので削除します。

②不要なテーマの削除
WordPress内には、デフォルトで様々なテーマが入っています。
テーマ数が多いと、サイトが重くなり負担が大きくなるので、今後使わないテーマは削除しておきます。
有料テーマの導入を考えている方も、いらないテーマは削除しましょう。

削除するテーマをクリックすると、画面右下に『削除』が出ますので、クリックします。
「削除していいですか?」と出るので、『OK』でクリックし、削除完了です。
ただし、トラブルが発生した時のため、少なくとも予備テーマを1つおいておくことが、WordPress公式サイトで推奨されています。
初期テーマの中で最新の『Twenty Twenty-one』は残しておきましょう。
③不要なプラグインの削除
不要なプラグインは、サイトを重くしたり、エラーの原因になります。
デフォルトでは以下のプラグインが入っています。
- Akismet Anti-Spam
- ConoHa WING コントロールパネルプラグイン
- ConoHa WING 自動キャッシュクリア
- TypeSquare Webfonts for ○○(サーバー名)
- Hello Dolly
- WP Multibyte Patch(WordPress4.9まで標準搭載)
ブログの目的に応じて、いらないものは削除しましょう。
手順:『プラグイン』→『インストール済みプラグイン』→『削除』

ブログの運営目的や使い方によって、プラグインを削除するかは異なります。
プラグインの機能を確認していきましょう。
②・③はConoHa WINGの表記でサーバー契約した場合に入っているプラグインです。
①Akismet Anti-Spam:△
スパム対策として有効なプラグインです。
しかし、商用利用は有料プランにしなければなりませんので注意が必要です。
アドセンス広告やアフィリエイト広告の設置は、規約違反になります。
「Akismet Anti-Spam」の取り扱いについては、以下を参考にしてください。
「Akismet Anti-Spam」を削除しても良い条件
- ブログの収益化を考えている
- コメント欄やお問い合わせフォームを作成していない
- 「Akismet Anti-Spam」以外のスパム対策をしている
ブログの収益化を目指す方は、「Akismet Anti-Spam」を削除し、代わりに「Invisible reCaptcha」を導入してスパム対策を行いましょう。
こちらは無料で利用できますよ。
②ConoHa WING コントロールパネルプラグイン:✕
Conoha Wing利用者のみ、最初からインストールされているプラグインです。
サーバーの管理画面内で行う一部の設定を、WordPressの管理画面内で行うことができます。
ConoHa WINGのサイトから、管理画面内で行うことができます。
サーバー内の設定は頻繁に行うものではないので、必要性を感じないようであれば、削除しても良いです。
③ConoHa WING 自動キャッシュクリア:〇
Conoha Wing利用者のみ、最初からインストールされているプラグインです。
キャッシュクリアはWordPressの速度アップにつながるので、基本的には使ったほうが良いプラグインです。
ただ、キャッシュクリアに関するプラグインは、不具合が起きることがあります。
基本的にはないですが、エラーが起きた時は、停止して様子を見てみましょう。
④TypeSquare Webfonts for ○○(サーバー名):✕
各種サーバー会社が提供しているフォントが使えるというものです。
フォントにこだわりがなければ、特に利用する必要はないので、削除してもOKです。
⑤Hello Dolly:✕
Louis Armstrong(ルイ・アームストロング)の曲であるHello Dollyの歌詞の1節が、WordPress管理画面の右上に表示されます。
WordPressサイトの運営者に役に立つプラグインではありません。
不要なので削除します。
⑥WP Multibyte Patch(WordPress4.9まで標準搭載):〇
日本語環境で正しく動作してくれるようになるプラグインです。
日本語でワードプレスを使うのであれば、有効化しておいてください。
※WordPress5.0以降には、標準搭載されていないので、WordPress5.0以降に開設された方は、インストールすることをオススメします。
『WP Multibyte Patch』のインストールについては、「プラグインのインストール」の章でご紹介しています。
まとめ:削除していいもの
サンプル記事
- 「Hello World!」⇒削除してOK
テーマ
- 最新テーマ1つを残し、使わないテーマは削除してOK
プラグイン
- Akismet Anti-Spam
⇒ブログを収益化しない:有効化推奨
⇒ブログを収益化する:有料プランにする or 削除して代わりのプラグインを入れる - ConoHa WING コントロールパネルプラグイン
⇒WordPressの管理画面内で設定をしたい:有効化
⇒ConoHa WINGの管理画面内で設定をしてもよい:削除 - ConoHa WING 自動キャッシュクリア
⇒そのまま利用でよければ:有効化
⇒他に利用したいプラグインがあれば:削除 - TypeSquare Webfonts for ○○(サーバー名)
⇒削除してOK - Hello Dolly
⇒削除してOK - WP Multibyte Patch(WordPress4.9まで標準搭載)
⇒WordPress4.9前に開設:有効化推奨
⇒WordPress5.0後に開設:インストールする
以上で、削除項目は終わりです。
お疲れ様でした!