
ブログを始めたいんだけど、文章の書き方がわからない。
ライターの仕事にも興味があるから、ライティングを勉強したい。
何か参考になる本ないかな。
そんなお悩みにお答えします。
相手にわかりやすく伝わる文章が書けるようになりたいですよね。
そんな手助けになる本をご紹介します。

この記事でわかること
- 読書の前後にやること
- ライティング知識のインプットにおすすめの本3冊
- ライティング知識のアウトプットにおすすめの本1冊
- 本の内容とおすすめのポイント
「ブログを始めたい」 「在宅でライターの仕事に挑戦してみたい」
けれど、いざ書こうにも「文章ってどう書けばいいの?」「書いてみたけど、何かわかりにくい」
と悩み、キーボードを打つ手が止まってしまい、進まなくなる。
そんな経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
人にわかりやすく伝わる文章を書くためには、基本的な文章のルールや書き方を知っておくと書きやすくなります。
人を動かす文章を書くためには、人間の心理的な動きを知っておく必要があります。
あなたの伝えたいことが文章で表現できるよう、本から学びを得ましょう。
本を読み始める前に

あなたは本を読むとき、キレイに読もうとしていませんか?
読み終わったら売りたいから、なるべくキレイに使いたい。
そう思うかもしれませんが、今回から変えてみましょう。
読み直したいページは折り曲げる、気になったところはマーカーをバンバンひき、本に書き込みしちゃう。
気になった内容は自分で使えそうと感じた1文だと思うので、印がある方がいざ文章を書く時に活用しやすいです。
人間の1度読んだくらいでは内容を忘れちゃうので、本を自分だけのテキスト代わりにして、どんどん使い込みましょう。
さらに気になったところを、一覧にしたまとめメモを作っておくと、より情報が整理されて知識の定着につながります。
今回からは「キレイに本を読む」ことから「本の内容を習得する」ことへシフトしましょう。
ライティング知識のインプットにおすすめの本3選

ライティングにおすすめの本は、以下の3冊です。
- 初心者からプロまで一生使える 伝わる文章の基本
- 人を操る禁断の文章術(メンタリズム)
- 20歳の自分に受けさせたい文章講義
上から順番にご紹介していきます。
① 初心者からプロまで一生使える 伝わる文章の基本
読みやすさ ★★★★★
わかりやすさ ★★★★★
内容の再現性 ★★★★★
☞ 本の内容
- 伝わらない文章によくあるNGポイント
- 読まれる文章にする差がつくポイント
- 相手を上手に説得する文章テクニック
☞ おすすめポイント
最初におすすめなのは、こちらの1冊です。
小学生の国語で習うような基礎知識から始まり、ページ内の文字が少ないので、内容が頭に入りやすいです。
我流をやめ基本ルールを正しく駆使することで、文章のわかりやすさが格段に変わることを教えてくれます。
1章から7章までわかれており、1章あたり約15分程度で読み終われます。スキマ時間でサラッと読めますよ。
書き方のルールブックとして必携の1冊です。迷った時は辞書替わりに使っています。

② 人を操る禁断の文章術(メンタリズム)
読みやすさ ★★★★★
わかりやすさ ★★★★☆
内容の再現性 ★★★★☆
☞ 本の内容
- 人を操るための「書かない3原則」
- 人間の感情をゆさぶる「7つの引き金(トリガー)」
- そのまま使える「5つの書き方テクニック」
☞ おすすめポイント
メンタリズムは文章にも使えるようです。
ブログの記事や商品サイトの文章などを読み進めるうちに、だんだんと購買意欲をおあられ、最後の購入ボタンを「ポチっ」と押す。
たくみな誘導の秘密が、書き方の例文とともに説明されているので、実際にマネしやすいです。
先が気になってどんどん読めちゃう、引き込まれながら知識が身に付くところもこの本の魅力です。
セールスライティングの際には、7つのトリガーを見直しながら、文章を書いています。

③ 20歳の自分に受けさせたい文章講義
読みやすさ ★★★☆☆
わかりやすさ ★★★☆☆
内容の再現性 ★★★☆☆
☞ 本の内容
- 文章はリズムで決まる
- 文章のおもしろさは構成で決まる
- 読者のイスに座る~10年前の自分~
- 「何を書くか」ではなく「何を書かないか」
☞ おすすめポイント
先に紹介した本よりは行間が狭く、みっちり書いてあるので、ボリューム感があります。
読みにくそうだと感じる場合は、目次を見て興味をが持てそうな内容から、拾い読みするとよいかもしれません。
文章のリズムや構成、読み手を意識することなど、じっくり読むと納得いく内容がたくさん記されています。
理屈はわかってもすぐに体現できない。それでも、本書の概念を取り込んでおくことは、今後の自分の文章力UPに役立ちます。
「お父さんやお母さんに通じるかな」「子どもが理解できるかな」と考えながら文章を作るようにしています。

+α アウトプット向けにおすすめの本はコレ

文章の書き方以外におすすめなのがこの本です。
書き方のテクニック的なことではなく、書くことの楽しみ方を教えてくれる素敵な1冊です。
書く習慣 〜自分と人生が変わるいちばん大切な文章力〜
読みやすさ ★★★★☆
わかりやすさ ★★★★☆
内容の再現性 ★★★★★
☞ 本の内容
- 「書くことが楽しくなる」「書く習慣がつく」コツ
- 「書くこと」が与えてくれるもの
☞ おすすめポイント
書くことのハードルを低くしてくれる、やさしい入門書です。
気取らない文章でざっくばらんな表現に親近感がわき、内容がすんなり入ってきます。
「あなたの80点は誰かにとっての100点です」「文章の意味づけをするのは読んだ人」
そんな言葉で力みが取れ、もっと自分の表現を表に出してみようという気持ちにさせてくれます。
この本がきっかけで、毎日文章を書く習慣がつきました。

本を読み終わったら

心得ておいていただきたいのは、、本を読んだだけでは「何も変わらない」ということです。
本を読み終わったら、とにかく練習するのみです。
こんなたとえ話があります。
「ライティングの練習は、筋トレと同じである」
筋トレで筋肉を鍛えるように、文章力も練習で上達するのものなのです。
そこにセンスは関係ないのです。
書き方のテクニックを学んだら、気になったテクニックを1つずつ自分の文章に入れて練習します。
いきなりすべてを取り入れようとすると、しんどくなってしまうので、筋トレのようにだんだんと増やしていきましょう。
続けていけば、あなたの文章力はみるみる上がっていくはずです!
まとめ

ライティングにおすすめの本3冊+α
- 初心者からプロまで一生使える 伝わる文章の基本
- 人を操る禁断の文章術(メンタリズム)
- 20歳の自分に受けさせたい文章講義
- 書く習慣 〜自分と人生が変わるいちばん大切な文章力〜
本を読む前に気を付けること
- 本をキレイに読もうしない
- 気になったところはマーカーやメモをバンバン入れる
本を読み終わったらやること
- 本の中で印をつけたことを自分の文章で実践してみる
- 筋トレのようにコツコツ続け、少しずつ負荷を上げる
あなたのブログやnote投稿、クラウドワークなどでアウトプットを繰り返し、どんどん公開していきましょう。
読んだ人からコメントがあったりいいねがもらえると、励みになってもっと頑張りたくなります。
また、そうしたフィードバックが上達のカギになります。
自分の文章を評価するのは「自分以外の誰か」ですから、評価が成長させてくれます。
「文章力」を磨いて自信をつけ、一生使える武器を手に入れましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。